当社には、若手社員(新入社員~入社3年目程度)が全社員に向け定期的にレポートを提出し、
それに対して木谷前代表が全社員含め返信をするという慣習がありました。
この慣習は、新入社員から中堅・ベテラン社員まで
全社員の設計力を磨き、個々人と会社全体が成長し続けることを目的としております。
2023年3月末の社長退任後もその教育体制をさらに強化した上で
親会社の日本技術センター様の元に再構築し、引き続き同等以上の教育体制を整えています。
木谷前代表は日本技術センター技術顧問という形で引き続き教育に携わっていただいています。
また、新たな教育担当として日本技術センターで長らく設計者として活躍されてきた平藪幸男氏を加え、
引き続き全社員の成長を後押ししてまいります。
こちらのページでは、その内容の一部を公開しておりますので
当社の企業文化を感じていただけると幸いです。
日々の設計業務に対してどういった意識や考えを持ち、
また、抱えている問題へどのように取り組んでいるのかを記述。
頭の中を整理して文章にすることにより、疑問や問題を客観的に捉え易くなります。
自らの思考や設計内容を他者へ分かり易く言語化する力も
設計者として必要不可欠なものであると考えております。
全社員へとこれらを共有することで、
社員達は自分だけでは知り得なかった情報を吸収でき、
会社全体の設計力向上に繋がります。
仲間達が何をしているのか、
何を意識し何に注意しながら設計をしているのかを知り、
それぞれの不安を解消し切磋琢磨する意味もあります。
第一の目的は、当社に限らず社会人としてまた会社に勤める者としての
基本的な考え方や心構えを伝えて考えてもらう事。
第二の目的は、実務上の様々な場面に際しての疑問に答え、
対処法を伝え考えてもらう事。
第三の目的は、返信を通じて全社員に技術者としての考え方を伝える事。
第四の目的は、機械設計を身に付けたいと入社した社員との約束を果たす事。
以上四つの目的の実現を目指して、教育担当が各若手社員へと返信を行います。