若手社員レポート

Dさん(勤続年数:0年1ヶ月)

【勤続年数】0年1ヶ月
【主な業務内容】新入社員研修中

社員の報告

木谷政信様

お疲れ様です。Dです。

12月12日の定期報告を提出致します。

引き続きドラフター研修に取り組んでいます。

研修で一番初めに取り組んだ三面図作成に想像以上に時間を費やしたため、研修が全体的に遅れてしまっています。ドラフター研修も同様に目安時間に対して遅れており、日々焦りながら取り組んでいます。
ドラフター研修でどこに時間がかかっているのかを考えたとき、描くこと自体は初めの頃に比べて少しずつですがスピードは上がっていると感じられるので、図面を三次元で想像することが難しく、また単語の意味を理解することに時間を割いていると思います。
ただ、知らないことを理解する時間は削れるものではないと思うので、図面を描き始める前に、調べるための費やす時間をあらかじめ定めておき、メリハリをつけて一つ一つの図面に取り組みたいと思います。

上司との面談で、調べたことのある記号の意味を聞かれたとき、調べたことは覚えているのに意味がでてこない、ということがありました。一番時間を割いているはずの調べものへの理解が自分の身になっていないことを自覚しました。調べた知識は引き出せてこそ意味があるので、ただ調べただけになることのないよう気を付けて取り組みます。

研修全体の遅れと今後の予定について、遅れている原因を明確にすることで、次に取り組む内容の目安時間を立て直し、一つ一つに対して割ける時間がより正確になりました。一つのことを調べていたはずが、わからないことがどんどん出てきて、気付けば根本的な課題からかけ離れてしまうことが予定を崩す原因だと感じたので、今何を身に付けるためにドラフター研修に取り組んでいるのか、研修の意味を念頭に置きながら、時間を意識して取り組もうと思います。

今回の定期報告は以上です。

お忙しいところ恐れ入りますがご確認のほどよろしくお願いいたします。

教育担当者からの返信

Dさん

報告ありがとうございました。

三次元で想像することが難しい、単語の意味を理解するまで考えるので時間が掛かる、というのは研修で経験してもらいたいことです。時間をいくらかけてもいいとは言いませんが、研修は今までに経験した事のない仕事を身に付けようとする入口です。そのように感じる、考えなければならないと自覚する事も研修の目的です。

いいこだわりを持ってドラフターに取り組んできたので早い時点できれいな図面が描けるようになったと考えています。細かな所に気づくのは設計者にとっては長所です。また、納得いくまで考える事は設計者にとっては必須です。

今はまだいいこだわりですが、それが行き過ぎると「決まり事で進める事」と「思考しなければならない事」の区別がつかなくなるように思われます。今はそのような区別をする必要は無いと思いますが、そのうちに決まり事で進められる事柄は、さっさと規則性を理解し、前に進めるようにすれば持ち前の能力を設計の主要な部分に使うことができるようになると思います。効率のいい習得が出来るようになります。
しかし、繰り返しますが設計にはどうでもいいこだわりでなく「いいこだわりが必要」である、という事は忘れないでください。

体調に気を付けて勤務ください。
よろしくお願いします。


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