勉強会7回目になりますが、今回は一度初めに戻って、図面の書き方について少し掘り下げます。
技能検定「機械・プラント製図」学科試験の想定問題集として、
ジャパンマシニスト社より出版されている「現場と検定問題の解きかた機械製図編」より、
製図法に関する問題を100問やってみることにします。
目的は、学科試験での問題の出方を知ってもらうことで、評価のために利用するものではありません。
答えは、〇か×かの二択ですが、別に送る解答には解説も載っていますので、
後々の実作業においても役に立つと思います。
先に問題だけ配信することにして、解答は勉強会当日10月某日に配信します。
まずは今わかるところから問題に答えてみてください。
なお、回答の提出は求めないつもりなので回答用紙は用意していません。
各人で100問分のマス目を用意して挑戦してください。
また、回答は求めませんがレポートは提出してもらいます。
後から送る解答編に付いている解説と問題を見比べたりして、
・問題から受けた印象
・日頃の作業とJIS製図法
などについてまとめてください。
それでは、よろしくお願いいたします。
2022年10月某日 社内勉強会担当
では練習問題100問の解答編を送ります。
さて、製図法に関する問題はどうでしたか。
〇×の2択は運転免許試験を受けたことがある人にはなじみ深い(?)
どちらともとれる文章で少し意地悪な感じがしますね。
製図法といいながら実際は幾何公差や溶接記号がわかっていないと答えられない
箇所もあったので、今後改めて勉強する機会を設けます。
今はCADで図面を描くので、線の種類や太さのように、
CADが自動で選んでくれる所もありますが、本来は知識として持っておいた方がいいこと。
CAD任せで図面を描くのと、わかったうえで道具としてCADを使うのは違います。
これを機会に必要と思ったことは覚えるようにしてください。
今回は製図法でしたが、使用した本にはあと7つジャンルがあって、
自分の得意不得意を知ることができますので、勉強するのにいい本だと思います。
ジャパンマシニスト社
「現場と検定 問題の解きかた 機械製図編 2022年版」
以上、お疲れさまでした。
2022年10月某日 社内勉強会担当