皆さん、初回の資料は読んで頂けたでしょうか?
初回は設計の心構えについて書きましたが、これからは設計にまつわる事柄を、
ジャンルごとにまとめられた資料を紹介していきます。
紹介する資料は、教科書ほどかしこまったものではなく、
「読み物」として捉えてもらえば結構です。
途中で公式や計算が出てきたら、興味があれば読んで、解いてみる。
難しいと思ったら後回しにして、今は読み飛ばしても構いません。
後で必要になった時に、
「あそこにこんなことが書いてあったな」と思い出してもらえれば大丈夫です。
2回目のテーマは「機械要素」。
機械要素とは、機械を構成する最小の機能単位のことです。
どんなに複雑な機械装置でも、単純な機械要素を組み合わせて構成されます。
一般に、それ単独では用をなしませんが、
機械の中に適切に組み込まれることにより、それぞれが役割を果たし、
全体で機能を満たします。
各要素の分類は、いくつかのパターンがありますが、主だった物は、
締結、伝達、液体伝達、密封、案内、制御、エネルギー変換、緩衝。
といっても、よくわからないと思うので、具体例を示すと、
・ねじ
・歯車、ベルト、チェーン
・配管、バルブ
・Oリング、ガスケット
・軸、ベアリング
・スイッチ、リレー、コントローラ
・リンク、カム、クランク
・ばね、ダンパー、ブレーキ
…などなど、
少し聞き慣れた名前が出てきたのではないでしょうか。
では、続きは資料でご覧ください。
2021年11月某日 社内勉強会担当
※文中の「資料」については他社様(機械要素メーカー)発刊の冊子であるため、
こちらのHPでは公開いたしかねます。ご容赦くださいませ。