今回の勉強会のテーマは「The機械設計」
ひとつの装置が出荷される工程において、設計で求められる役割についてを学びました。
以下、講習の概要となります。
■機械設計のプロセス
概念設計の手順と役割・・・客先要求の項目に対して性能、機能を満たす仕様を決める。
基本設計の手順と役割・・・概念設計の構想に基づき、構造や機構を図面化する。
詳細設計の手順と役割・・・機能を実現する為の、より詳細な形状や用いる材料を決める。
生産設計の手順と役割・・・加工しやすさや、組立・分解時における生産工程での改善策などを検討する。
デザインレビュー(DR)の手順と役割・・・チーム全体の方向性に間違いないかの確認を行う作業。
■機械設計の分類
機構設計・・・動きや仕組み
構造設計・・・形と強度
筐体設計・・・フレーム、箱
電気設計・・・動力と命令
一口に「機械設計」といっても上記のように考えるべき要素は多岐に渡る。
■まとめ・機械設計とは?
今回の勉強会では設計業務におけるプロセスについてを学びました。
普段は設計業務で必要となる図面作成や加工についての知識などをテーマとしていたので
装置が実際に製品として出荷されるにあたり、設計という工程を俯瞰的に捉えることで
後工程にどれほど影響を及ぼす仕事であるかを考えさせられる講義内容でした。
後半は新入社員がメインの交流会を行いました。
関連会社である日本技術センターの方々も交え、今回も賑やかな雰囲気で
親睦を深めることができたと思います。
交流会では配属されて間もない社員の悩みを、ベテラン社員がアドバイスしたり
ベテラン社員のこれまでの経験で苦労してきたことや学んだことなどの話を聞き
新入社員達に対して真摯に受け答えしていたのが強く印象に残りました。