若手社員レポート

Oさん(勤続年数:0年6ヶ月)

【勤続年数】0年6ヶ月
【主な業務内容】3Dツールによるモデリング作業

社員の報告

木谷政信 様

お疲れ様です。Oです。
3月26日の定期報告を提出致します。

前回の定期報告のあたりから設計ツールを用いたモデリング作業をしております。
作業し始めたころはモデリングに時間がかかっていましたが、要領を覚え、効率よく作業できるように地道に取り組んでいます。

度々先輩社員にチャットで質問をするのですが、図を用いた質問でも説明不足になってしまっていることが多く、自分の意図を文章に変換して質問する力が弱いということに加えて質問した際に相手がどう捉えるかを想像する配慮が欠けているということを痛感しております。
自分が把握したい部分のみを切り取って質問しているのが原因なので、今後は質問に至った経緯を含めて、相手がスムーズに状況を把握できるよう言葉選びを意識して改善していきたいと思います。

3/23での勉強会にて、
勉強会後、自習課題として「3Dプリンターの改善点と活用法を考える」というテーマで入社年数の浅い社員同士による意見交換の時間を設けていただきました。
フリートークのような形式で、AIや世間の情勢について話が派生することもあったのですが、そういった時事的な話題が機械設計と意外な結び付きを持っていて驚くとともに、情勢に対して強い関心を抱く非常に有意義な時間となりました。

以上が今回の定期報告になります。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

教育担当者からの返信

Oさん

報告ありがとうございます。

〇モデリングで効率よく作業する方法を覚えたとのこと。
初めて覚えたツールの操作は初心者のうちはあまり工夫が出来ないものですが、新しい方法を見つけ出したとすれば、仕事を始めてそれほど時間を経たわけでもないのにたいしたものではないかと思います。
以前から言ってますが、複雑な操作や繰り返しの操作を面倒だという人は工夫をしますので効率のいい作業方法を見つけるのがうまいようです。広い意味で単なる操作、作業を効率よく済ませ、考えることに時間を使えるように工夫を続けてください。

〇質問の仕方が良くないと気付いたという事ですが、私も質問は苦手ですね。
質問する相手が同じ作業を同じタイミングで実行していたり、関心が同じであれば相手に受け入れ易い状態にあるので質問も理解し易いですがそうでなければ難しい。
私が質問する時に心がけているように思うのは以下の3点のようです。(いつも質問する時には無意識なもので多分です。)

①質問の切り口を与える。(相手が理解できるであろう大きな範囲で何について質問するかをまず伝える)
②質問の意味を相手にイメージしてもらう。
③質問の内容を箇条書にする。(メールなど文章にする時に)

①で自分の状況はこうであるがと伝えて質問を受ける側に準備をしてもらう。
②で①の状況をイメージしてもらうと言葉より理解しやすいと思います。
③で知りたいことを書き出せば相互に質問内容を明確にできる。答える方も一つの質問について一つの回答となるので答えやすくなる。

多分、同じ仕事をしていて相互に同じ認識を持っていれば口頭で以上の3つを行っているように思います。もちろん、二者(質問者と質問を受ける者)がその状態であれば①と②は必要ないでしょう。いずれにしても練習と工夫です。

〇勉強会の意見交換が有意義であった。世間の情勢や時事は、思っていたよりも機械設計と関連していると思ったとあります。
そうですね。確かにそうです。Oさんが関わっている〇〇装置は今や世界情勢の中で戦略物資のように扱われています。AIも〇〇装置と関係しますし同時に仕事にも関係します。AIについて私はよくわかりませんが、誰もが影響を受けざるを得ないようです。これからは自分の仕事にどの様に影響するのか意識しておく必要があるように思います。

〇以前、チャットGPTに桃太郎の物語をSF版にしてもらったところ、それらしいものを返してきました。
うかうかできません。少しおかしなところはありましたが、子供の国語力が落ちているといわれている日本では(新井紀子著「AIvs教科書が読めない子供たち」の受け売りです)多分多くの人(私も含めて)が作文では太刀打ちできないのではないかと思います。また、著者の研究(本になっています)で人工知能は有名私立大 (MARCH, M-明治大学,A-青山学院大学,R-立教大学,C-中央大学 ,H-法政大学)への合格率約80%まで達したそうです。
異論、反論は様々あると思いますが、我々の知らない所で何かが確実に進み我々に影響を与え始めているのは多分、確実です。

体調に問題はないですか。無理をしないように勤務ください。
よろしくお願いします。


ページ上部へ戻る